津久見市 おでかけ
古民家でごろごろしたり、絵本読んだりゆったり ブックスペースごろごろえほんや 寿山荘
おでかけ
2022年3月にオープンした杵築市にある古民家ブックスペース、ごろごろえほんや 寿山荘をご紹介します。大きな門扉をくぐると大人にはどこか懐かしい、そして子どもにはワクワクするようなお屋敷がありました。
この記事は、雨の日のお出かけ先を探し中/子連れ・家族でのおでかけがしたい/本、古民家が大好きな人におすすめのマガジンです。
ごろごろ絵本や 寿山荘とは?
子どもたちの知育やわくわくする心、そしてたくさんの絵本を読んで楽しんで欲しいと無料開放されているブックスペースです。
メンバーの小野さんのコレクションだった2,500冊以上の文学書、昔話本を開放してしています。たくさんの本棚には、ところ狭しと絵本たちが並んでいました。
そして利用はなんと無料なんです。
本棚にはたくさんの絵本が並ぶ
絵本だけでなく児童書なども
絵本にまつわる雑貨も
築170年の古民家で過ごす時間
ここは、昭和期には実業家である初代杵築市長八坂善一郎氏の本家でもあります。170年前といえば江戸末期、ペリーが黒船で来航したころ。
修繕を繰り返しつつ、大切に保全してきました。今ではなかなか見ることの出来ない「竃(くど)」も保存されています。
※「竃(くど)」とは、かまどのある場所。要は台所のようなところ。住居スペースより一段下がった土間にある。「おくどさん」とも呼ばれる。
木製の戸棚
おくどさん
珍しい鉄製風鈴
調度品もとても魅力的でした。アンティークな衣装箱、木製の戸棚に鉄製の風鈴。籐のカウチチェアは田舎のおばあちゃんの家を思い出させてくれました。
部屋数は多く、10部屋はあり子ども達を見失うほどです。大人には懐かしく、子どもには新鮮な空間でした。
畳の上でごろごろ
この日は七夕飾りを作りました。
ここで吹く風はどこか澄んでいて、清らかでした。庭の草木を眺めたり、縁側で日向ぼっこをしたりと絵本を楽しむ以外にも過ごし方はいろいろ。たくさんの絵本を何を読むか悩んでもいいし、広い畳の上でごろごろしてもいい。そんな自由な空間です。
蔵の中の蔵書を読んでもいい
施設情報
参加費はなんと無料
参加費はなんと無料。おにぎり(200円)やイベントがあるときは別途料金がかかります。不定期開催で俳句を読む会(無料)や浴衣の着付け体験(500円)もしています。
イベントなどはInstagramでチェックしてください!
しじら織りのアンティーク浴衣を貸してもらいました。
柔らかい光が差し込むお部屋
利用方法・予約方法
利用は直接向かう方法です。飲み物持参もOK。予約等も不要です。
対象年齢
0歳からの乳幼児から、定年退職されたシニアの方まで、本が好きな方でしたら幅広くご利用いただけます。どなたでも楽しむことが出来ます。
営業時間
第1・第3金曜日と土曜日のみ
10:00〜16:00
駐車場
駐車場は道路を挟んで反対側に20台あります。
駐車場
グループはちの代表・美砂代さん(右)