湯布院映画祭情報まとめ

1976年に始まり今年で48回目、日本で一番古い映画祭となる湯布院映画祭。8月24日（木）には由布院駅前特設会場にて前夜祭、25日（金）〜27日（日）にはゆふいんラックホールで、懐かしの映画や公開前の作品などの邦画が多数上映されます。

日本映画を特集する映画祭で、今年の特集は“青春・部活映画“。コロナ禍のこの数年は部活がままならないなど、青春も苦戦を強いられました。青春は普遍的なテーマとしてスクリーンを彩ってきました。今回は“青春映画“を振り返り、戦前の学園映画『大學の若旦那』から令和の新作『神田川のふたり』『17歳は止まらない』など、多彩な青春の輝きをお届けするラインナップとなっています。特別試写では『アンダーカレント』『福田村事件』『花腐し』の話題作が並びます。野外上映の『ドカベン』もお見逃しなく！

開催日：8月24日（木）〜27日（日）
会場：8月24日（木）前夜祭　由布院駅前特設会場
　　　8月25日（金）〜27日（日）　ゆふいんラックホール

アクセス：JR由布院駅から徒歩約3分
　　　　　大分市中心部から車で約45分
駐車場：無料駐車場あり
　　　　JR由布院駅から向かって5差路の鳥居をくぐって約100m先の左にある空き地（マックスバリューの向かい側）をご利用ください。
※詳しくはこちらをご覧ください。

湯布院映画祭大分事務局
TEL＆FAX：097-532-2426
住所：〒870-0022　大分県大分市大手町2-2-5　
　　　ユナイテッド大手町ビル401 大分映像センター内
e-mail：yufuin-c@po.d-b.ne.jp 　
湯布院映画祭開催期間中の電話は080-7987-6200
湯布院映画祭HP：http://www.oct-net.ne.jp/yufuin-c/

【前売券】
◯全日券：27000円（100枚限定）

• すべての上映、シンポジウム、パーティーに有効

◯映画券：1800円

• 特別試写、特別上映作品は1枚 につき1作品有効
• 一般上映作品は1枚につき2作品有効

【当日券】
◯映画入場料

• 一般上映作品　　　　　　1200円
• 特別上映作品　　　　　　2000円
• 特別試写作品　　　　　　2000円
• 野外上映　　　　　　　　無料
• シンポジウム参加料　　　400円
• パーティー券　　　　　　5000円

（当日券を限定数発売）

１．全国のローソン（ローソンチケット Lコード: 81375）、由布市ツーリストインフォメーションセンター、大分・別府市内のプレイ ガイドほかで販売
※8月23日（水）23:59で販売終了、払い戻しはできません。
※ローソンチケットは当日、会場受付で実行委員会発行の全日券または前売券と交換のうえ、ご使用ください。

２．事務局の電話（097-532-2426）にて予約
全日券・前売券ともに8月22日（火）まで予約受付しています。

※今年は感染症対策にともなう事前の入場者数制限は行いません。会場のキャパシティを超えた場合のみ、対応となります。(上映会場=230席、シンポジウム会場=約100名)
※当日、混雑した場合は、①全日券の方、②前売券・招待券の方、③当日券の方の順でのご入場となります。また、当日券の販売数を制限する場合もありますので、予め御了承ください。
※野外上映（JR由布院駅前）は雨天の場合、会場をゆふいんラックホールに変更。料金は変更なく、無料です。
※パーティー券の単独の前売りはいたしません。当日分をその日の朝9:30から会場受付で限定数発売します。

• 平井亜門（出演）
• 直井卓俊（プロデューサー）
• 久保和明（プロデューサー）
• いまおかしんじ（監督）
• 上大迫祐希（出演）
• 小中和哉（監督）
• 上村侑（出演）
• 北村美幸（監督）
• 中島歩（出演）
• 佐藤現（プロデューサー）
• 佐伯俊道（脚本）
• 井上淳一（脚本・プロデューサー）
• 荒井晴彦（監督）
• 柄本佑（出演）
• さとうほなみ（出演）
• 渡辺武信（映画評論家）
• 寺脇研（映画評論家）
• 野村正昭（映画評論家）
• 田中麗奈（出演）
• 井浦新（出演）他、総勢20数名の映画人が参加予定

1972年から連載が開始された人気野球漫画「ドカベン」の実写版。山田太郎が所属していた柔道部を辞め、野球部に入って猛練習を積むまでが描かれる。

右足を小児まひに侵されたハンデを背負いながら、第48回高校野球福岡県予選で活躍した、元博多高校野球部・島石正美投手をモデルにした実話の映画化。

岡本喜八が、山岳趣味を発露させた青春部活映画。大学の山岳部とデパート勤務の女性グループが雪山で遭難。避難した山小屋には幽霊も逃亡犯もいて、というSFやミステリー色も加わった贅沢な娯楽作。

文化祭での上映を目指し、8ミリ映画制作に立ち上がった映画研究部の猛者（？）達！だが、すったもんだのあげく完成したのは…。大友克洋の傑作劇画『任侠シネマクラブ』を、元祖ポルノ界のアイドル・原悦子を主演に映画化。

全国大会で最優秀賞を受賞した高校演劇を城定秀夫監督で映画化。タイトル通り試合中のアルプススタンドのみでグランドは一切映らない。応援席に身を置くしかない高校生4人の群像が、切実かつ軽やかに描かれる。

久しぶりに再会した高校生2人が神田川沿いをただただ歩き、走る。いわば青春短距離ロードムービー。

老舗商家の若旦那は、気前が良くてハンサムなラグビー部の花形選手！だが、そんなモテモテ男にも青春ならではの悩みが…。恋とスポーツ、愛と友情の狭間で揺れ動く青春像を
明るいタッチで描き、後年のヒット作『若大将』シリーズにも多大な影響を与えた、本邦青春部活映画の原点である。

1988年に結成、2016年に解散するまで国民的アイドルグループとして一世を風靡したSMAP。本作は、まだ売り出し中だった彼らを主演に迎え、高校サッカー部に集う少年たちが織りなす群像劇を熱く描いた正統的青春アイドル映画。

夫が突然失踪した銭湯の女主人。そこに現れた謎の男は住み込みで働くことに。一方紹介された胡散臭い探偵と夫を探す。ある日、記憶に触れるあることが起こり…。豊田徹也原作の傑作漫画を、鬼才・今泉力哉監督が完全映画化。
※10月6日全国公開予定、大分県はT・ジョイ パークプレイス大分にて
※無料試写 限定120名（ただし、全日券の方は優先して入場できます）
※入場に必要な整理券は、会場受付で当日の朝9:30から配布します。

『スター・ウォーズ』に魅了された高校生・広志は、文化祭の演し物にSF映画を作ろうと決意。愛用のシングル8カメラを手に取るのだが…。8ミリ映画出身のベテラン、小中和哉監督の新境地。フィルムへの愛を込めて描く自伝的青春群像は、幸福感あふれる”映画の映画”に結晶した。

東映ビデオが新たな才能を発掘するために立ち上げたプロジェクト「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」の第1回制作作品。農業高校を舞台に、動物達の生と死に向き合いながら、恋愛にも一途な思いを不器用にぶつけて成長していく思春期の少女たちを描いた青春ドラマ。

「A」「A2」「FAKE」など、数々の社会派ドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也が、関東大震災直後の混乱の中で起こった虐殺、福田村事件を題材に劇映画初監督。封印されてきた実話をもとに描く、渾身の群像劇。
※9月1日から全国順次公開

松浦寿輝の芥川賞受賞小説を荒井晴彦、中野太が大胆に脚色。廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷と脚本家志望だった伊関。二人が愛したのは偶然にも同じ女性、祥子だった。纏わりつくような湿気を含んだ愛の物語を描いた荒井晴彦監督第4作。
※今初冬全国公開

※詳しくは湯布院映画祭HPをご覧ください。

前夜祭野外上映 無料　JR由布院駅前特設会場
（雨天時はゆふいんラックホールで上映します）
20:00〜21:24　ドカベン

10:00〜11:40　片足のエース
11:50〜13:24　大学の山賊たち
13:40〜14:43　高校エロトピア 赤い制服
15:00〜16:15　アルプススタンドのはしの方
16:25〜17:30　シンポジウム
18:30〜19:53　神田川のふたり
20:05〜21:20　シンポジウム
21:30〜23:00　パーティー（乙丸公民館）

10:00〜11:25　大學の若旦那
11:40〜13:25　シュート！
13:45〜16:08　アンダーカレント 無料試写
16:15〜17:00　シンポジウム
18:10〜20:03　Single8
20:15〜21:20　シンポジウム
21:40〜23:30　パーティー（YUFUIN DEN）

10:00〜11:36　17歳は止まらない
11:45〜13:00　シンポジウム
13:30〜15:36　福田村事件
15:50〜17:00　シンポジウム
18:00〜20:17　花腐し
20:30〜21:40　シンポジウム
22:00〜23:30　パーティー（健康温泉館）