おでかけ

別府の有名観光地”別府 地獄めぐり”の一つであり、別名「ワニ地獄」と呼ばれ、温泉熱を利用してクロコダイル科、アリゲーター科の約80頭のワニを飼育している「鬼山地獄」。たくさんのワニを間近で見ることのできる鬼山地獄へ訪れてみませんか?
この記事は、別府観光の予定のある方/別府地獄めぐりに興味のある方/爬虫類・ワニが好き・近くで見たい方におすすめのマガジンです。

別府 地獄めぐりとは

別府市にある、血の池地獄・海地獄・竜巻地獄・白池地獄・鬼石坊主地獄・鬼山地獄・かまど地獄の7つの”地獄”を巡ることを「別府 地獄めぐり」と呼びます。100度近い温泉の源泉を見る観光施設で、7つ全てでなく1ヶ所だけの観光でもOKです!

「豊後風土記」に鉄輪・亀川の地獄地帯は、1000年以上前から噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが記され、近寄ることもできない忌み嫌われた土地で「地獄」と称せられるようになりました。今も鉄輪では温泉噴出口を「地獄」と呼んでいます。 

1.施設の基本情報

鬼山地獄(ワニ地獄)
大分県別府市鉄輪625
0977-67-1500
施設情報を見る

営業時間・定休日

営業時間:8:00〜17:00
定休日:なし

予約

不要
※学校団体などの場合は要予約

駐車場・アクセス

駐車場:60台あり
 ※バスレーンあり
アクセス:〒874-0041 大分県別府市鉄輪625[Googleマップ
 別府大学駅から車で約9分
 大分市中心部から車で約40分

料金(鬼山地獄のみ)

大人(高校生以上) 450円
小人(小・中学生) 200円

共通観覧券料金

大人(高校生以上)

個人 2200円
団体30人以上 1500円
障がい者(個人) 1000円
障がい者(30人以上) 800円

小人(小・中学生)

個人 1000円
団体30人以上 650円
障がい者(個人) 500円
障がい者(30人以上) 400円

幼児団体

400円

※共通観覧券は、どの地獄からでも購入できます。
※7ヶ所の地獄(海・血の池・龍巻・白池・鬼石坊主・鬼山・かまど)が見学できる入場券です。
※共通観覧券の表に購入日として日付印を押します。
※有効期間は購入日とその翌日の2日間です。
※入場は各地獄1回です。
※団体受付は海地獄又は血の池地獄のみです。
※学校団体(要予約)については、高校生850円・中学生600円・小学生500円が適用されます。
※幼稚園・保育園については、幼児団体料金が適用されます(要予約)。
※障がい者手帳をお持ちの方は共通観覧券を購入する際、必ずご提示ください。

2.鬼山地獄(ワニ地獄)とは

名前の由来

「鬼山」は鬼山地獄のある地域の地名から、「地獄」は温泉の熱湯などが絶えず吹き出す所ということから「鬼山地獄」の名が付けられました。また、熱帯に住むワニは寒さに弱いため、冬場には池に温泉を入れて30度に温めているそうです。鬼山地獄の温泉を利用してワニを飼育していることから「ワニ地獄」と呼ばれることもあります。

ワニについて

創始者である宇都宮則綱が、大正12年にマレーシアから購入して飼育を始めました。飼育しているワニは、クロコダイル科(イリエワニ、ナイルワニなど17種)・アリゲーター科(メガネカイマン、ミシシッピーワニなど8種)の約80頭です。

約80頭のワニ

ワニを見ることができる場所は全国にいくつかありますが、ここまで飼育頭数が多くて近くで見られるのは、日本では静岡県にある「熱川バナナワニ園」と、別府市のここ「鬼山地獄」だけです!ちなみに飼育しているお姉さんは、すべてのワニの生態識別ができるそうです。

ワニの餌付け

また、鬼山地獄への観光を予定している人には、土日をお勧めします。なぜなら、毎週土・日曜の10時からのみ、ワニの餌付けを見ることができるからです。

※この章は、鬼山地獄内に記載されているものを一部引用して記述しています。

3.施設の様子

池で飼育されているワニたち。どこかソワソワしている様子がうかがえました。

地獄(温泉)案内板

本物のワニの玉子展示

ワニについて

ワニのQ&A

飼育されていたメスワニの骨格標本

骨格標本について

ワニの産卵から成体まで

初代イチロウの剥製

また、大正12年に生後3ヶ月から飼育をしていた初代「イチロウ」は世界一の大鰐として知られ、イチロウの剥製が展示されています。

初代「イチロウ」はワニと同年齢の漫画家 富永一朗さんから命名された

鬼山地獄の生い立ち

鬼山地獄の生い立ち

鬼山地獄の生い立ち