おでかけ

こんにちは!LO編集部かおちゃんです。梅雨が明けたとはいえ、なんだか雨の多い夏になりそうですね。そんな雨の日でも楽しめる場所を求めて、今日は別府市にある大分香りの博物館へ行ってきました!

サラダやスイーツが美味しいと話題のカフェや、1階から3階まである博物館などたくさんご紹介したいのですが、まずは本日体験してきた香水づくりについてご紹介させてください。

大分香りの博物館
大分県別府市北石垣48-1
0977-27-7272
施設情報を見る

1.施設の基本情報

住所・アクセス

〒874-0915 大分県別府市北石垣48-1
別府大学駅から徒歩15分
別府駅からは車で15分
大分駅からは車で35分
大分空港からは1時間
博多駅からは高速使って車で約2時間10分

電話番号

TEL:0977(27)7272
FAX:0977(27)7575

営業時間

開館10:00  閉館18:00

定休日

博物館・カフェ 12月31日、1月1日~1月3日
カフェのみ 定休日:日曜

入館料

大人500(400)円
大学・高校生300(240)円
中・小学生200(160)円
※( )内は、20名様以上の団体割引料金。
※障がい者割引5割(随行者1名含む)

予約方法

お電話もしくはオンラインでも予約申し込みいただけます。
オンラインだとスムーズにご入館いただけます。

大分香りの博物館
大分県別府市北石垣48-1
0977-27-7272
施設情報を見る

2.体験ゾーンのご紹介・料金

博物館内では、現在4つの体験ができます。全て事前予約が必要となりますので、事前にお電話またはメールでお問い合わせください◎

調香体験工房
大分香りの博物館
大分県別府市北石垣48-1
0977-27-7272
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調香体験工房

一番人気の調香体験。初めに香りの構成について簡単なレクチャーを受けたあと、自分の好きな香りを選んで組み合わせ、オリジナルの香水を作ることができます。
もちろん香水はそのまま持って帰れるそうです。
ご利用料金:1回 2,500円
(持ち帰りの香水30mL、香水ビン含む)

アロマルーム

リクライニングチェアでリラックスして様々な香りを体験できるコーナー。
ご利用料金:1回 550円
※こちらは現在中止中とのことです。

アロマタイム

癒しの香りと音楽、天井映像でリラックスタイムを楽しめるゾーン。
毎日 14:00~14:20(20分)
ご利用料金:無料

匂い袋体験

オリジナルの匂い袋作りを体験できます。
ご利用料金:1回2,200円
(お持ち帰りの匂い袋と和紙に包んだ文香含む)

3、香り作り体験レポート

自分で選んで、量も計って混ぜて、と全ての工程を自分でできるのは、日本でもここだけとのこと。ちゃんと好みの香りにたどり着けるか、ドキドキしながらも実践!

はじめに

まずはアルコール消毒をして手袋をはめたら、完成した香水を入れるボトル選びです。6種類の中から好きな形と色のものを選びます。

次に、香りの構成についてのお話をしてくれます。香水には、時間の経過とともに変化する特性があって、香りの飛び方の違いから、トップノート、ミドルノート、エンドノートという呼び名があることを教えてくれました。

トップノート:持続時間20分くらい
付けた瞬間から香る清々しくフレッシュな香り、柑橘系や草の香り、フルーツの香りなどフレッシュ感を出す香り。

ミドルノート:持続時間2時間くらい
トップノートの次に香り立つフレグランスの骨格となる香り。3つのノートの中で最も重要。ローズ、ジャスミン、すずらんなどのフローラルな香りを中心に構成されている。

エンドノート:持続時間6時間くらい
いわゆる「残り香」。香りの土台となり、高級感をだすのにとても重要。ムスクなどの動物系やウッディ系の落ち着いた雰囲気の香り。また全体を持続させる働きもある。

オリジナル香水作りの料金・時間

ご利用料金:1回 2,500円
(持ち帰りの香水30mL、香水ビン含む)
所要時間:30〜40分

香りを選ぶ

Mがミドルノート、Tがトップノート、Eがエンドノート、アルファベットと数字が書かれた香り見本を試していきます。

はじめに選ぶのは骨組みとなるミドルノート。フレッシュフローラル、フローラルブーケ、スイートフローラル、フレッシュグリーン、シトラスフローラルの5つの中から選んでいきます。この5つは調香師さんが細かくブレンドしてくれているベースとのこと。

どれもいい香りで迷っていると、インストラクターさんが「どんなときに使いたいかをイメージして作るといいですよ」と教えてくれました。

なるほど、と私は「仕事終わり、わくわくする予定の前に付けられる香水」にすると決めました♪

この調子でトップノート、ミドルノート、エンドノートをどれにするか3つ選んでいきます。

1回目ブレンド

選んだ3種類をどの配分で入れていくかを決めていきます。
たとえば、「M-2を8ml、T-2を7ml、E-1を5ml」という感じで小さなビーカーで測りながら入れていきます。一回目は20mlになるように、比率を計算します。

全部入れ終わったらしっかり混ぜて、香りを試してみます。ムエット紙に少し含ませ、ムエット紙をつまんでアルコールを飛ばすためにしばらく振ります。

ついに自分オリジナルとご対面。香りを試します。3つ合わせるとこんな感じになるんだ!と感動です。思っていた香りとは結構違っていました。

2回目ブレンド

1回目のブレンドを試して、30mlの仕上げに向けて10mlで調整します。
1回目の香りが気に入ったら同じ比率で入れていきます。
少し甘いなぁと感じた私は、柑橘系の爽やかな感じを混ぜてみることにしました。
まぜまぜ・・・緊張の一瞬です。好みに仕上がるのか、ドキドキしながら試します。

ボトルに移す

こぼさないように移したら、完成です!とっても好みの香りに仕上がりました♪
作りたてもすぐに使用できますが、1週間ほどすると、しっかりと混ざり合って、各ノートが調和した香りになるそうです。

シールを貼って仕上げました。

編集部kaochanの感想

香水作りということで、たくさんの香りのなかから選ぶのはどれがどれだかわからなくなりそう・・・と少し不安に思っていましたが、ある程度のベースを作ってくれていたので、楽しみながら作ることができました。

インストラクターの方も必ずついてくれるそうなので、初めてでも安心です。
今回私は自分の好きな香りを作りましたが、誰かと一緒にいって、お互いをイメージして作ったり、恋人や家族へのプレゼントにも素敵だな、と思いました。

気に入った香水が出来たら、レシピを登録しておいて、無くなったら同じ配分で注文することもできるそうです。世界に一つのオリジナル香水がずっと使い続けられるって素敵ですよね。

作って持って帰って2500円(入館料入れても3000円)という金額設定にも、お値段以上の価値を感じました。

私は気分を変えるのに香水を使うのも好きなので、次は”おやすみ前のリラックスの香り”を作りに行こうと思います。

1階にはミュージアムショップもあり、サシェやディフューザーにお香、ハンドクリームに練り香水などなど、香りを楽しめるグッズがたくさんあります!

香りのある豊かな生活、みなさんもよかったらお試しください♪

LO編集部kaochan