大分市 おでかけ
別府市シナジーズでDIY体験。竹細工から革細工、オリジナルTシャツまで作れるオープン型シェアアトリエでオリジナルグッズを作ってみた!!
キッズ
別府市野口元町にあるシェアアトリエ「シナジーズ」。
4年前に、別府竹細工 竹芸家のこじまちからさんが大きな作品を作るためにと改装して作られたこちらのアトリエ。みんなに共有できるようにと、現在はDIYスペースとして、時間貸しのオープンスペースになっています。DIYができると聞き、編集部Kaochanさっそく行ってきました!
「モノづくりに挑戦したいけど道具がない」そんな人達が気軽に集えるようにと作られたシェアアトリエはまるで秘密基地。さまざまな素材や技術とアイディアをもつ人たちが集う場所です。
イメージを形にするための環境が揃っており、閃くまますぐに作業できます。普段交わることのない作家さん、作家さんでない人も「モノづくり」を通じて、楽しみを共有でき、ものだけではなく集まる人達との出会いによってさらなる可能性が広がる場所。やりたかったこと、作りたかったものに出会うためにも、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ご利用・ご予約方法は以下のとおりです。
※2022年7月26日現在の情報です。
秋にはシステムやプランの変更が行われるとのこと。新着情報入手次第アップいたします🙌
目次
1、施設の基本情報
住所・アクセス・電話番号
別府駅から山側方面に歩いて6分、向かいは人気のカフェ「BYCA」
営業時間・定休日
営業時間:
(月〜金)8:30〜18:30
(土日祝)9:00〜19:00
定休日:不定休
※会員の方は24時間年中無休でご利用いただけます。
支払い方法
支払い方法は現金と、PayPayが使えます。※今後キャッシュレス対応の予定
駐車場
あり(2台)
2.提供するサービス・特徴・料金
CRAFTS/工作 ~できること~
◯切断 ◯溶接 ◯塗装 ◯研磨 ◯接着 ◯染色 ◯彫刻 ◯手芸・裁縫 ◯プラモデル ◯レザークラフト
MATERIALS/材料 ~使える材料~
◯竹 ◯塗料・染料 ◯金属 ◯木材 ◯布・皮 ◯樹脂 ◯紙 ◯プラスチック
TOOLS/道具 ~工具~
◯ハンドツール(刃物やノコギリ、ペンチ、ドライバーなど)
◯ベルトサンダー
◯ボール盤
◯ミシン(手回しミシン、腕ミシン)
◯皮スキ機
◯溶接機
◯プリンター
◯エアブラシ
◯3Dプリンタ2種(熱造形・光造形)
◯レーザー加工機(出力とサイズ・用途別で6台、金属刻印も対応)
◯昇華プリント(マグカップやTシャツ、エプロンなどの布、帽子などにオリジナルプリントできる機械)
◯熱曲げ治具(木や竹、プラなどに熱をかけて曲げる治具)
◯染色設備(染料も常備※染料は別途有料)
◯旋盤(せんばん、造形用)
◯電動工具(グランダー、トリマー、ジグソー、丸ノコ、スライド丸ノコ、電気カンナ、マルチツール、ランダムサンダー、ほか)
◯エアツール(エアブラシ、サンダー、他多数)※エア工具の持ち込みも可
◯プロジェクターと配信設備、貸し出しPCもあるのでセミナーや配信も可能
などなどかききれないほどたくさん!!
ご自身のツールも持ち込みできるとのことです。
工具の確認はお電話でお問い合わせください◎
料金設定
Basic/月額会員費
¥8800(税込)/月
各種プランあり。グレードにより価格が異なります。
※利用開始初月のみ入会金¥3300(税込)が別途必要となります。
Drop in/時間利用
¥1100(税込)/時間
¥4400(税込)/日
短時間利用、立ち寄り利用の方はこちらがおすすめです。
1日利用は出入り自由のため、ランチやお茶休憩を挟むこともできます◎
(ちなみに火曜と金曜は入り口でお弁当屋さんが営業していておすすめです!)
※ドロップインの方は入会金不要です。
※一部工具は別途使用料が必要となります。
※12歳以下のお子様は上記料金の半額となります。
※未就学児のお子様は入場できません。
3、DIY体験レポート
竹細工のワークショップなども行われているとのことなのですが、今回は一番利用率の高いというレーザー加工機を使ったDIYを体験させていただきました。
シナジーズでは、他店で購入したTシャツに印刷してオリジナルTシャツにしたり、できることは無限大。ちなみに廃材は基本無料で使えるとのことでが、、、、
まさかのこちらが廃材。上等です。
その中でも余っていた竹を利用させていただき、今回は竹を切る、割る、削る、そしてそこにレーザー加工機で「Little Oita」のロゴを焼き付ける!という工程にチャレンジです。
デザインを下書きする
どんなふうに仕上げたいか、長さ、幅、穴をあける位置などを紙に下書きしていきます。
竹を選ぶ
廃材と言っても十分立派なものばかり。その中から理想に近いものを選んでいきます。たけを選んで、そしてそのなかのどこでどのように仕上げるか、竹に直接鉛筆で形を書きこんでいきます。
のこぎりで竹を切る
まずは割るための準備。節があると割りにくいため、先に節の上と下で切っていきます。これがまた難しい!
お手本を見せてくれたちからさん。私の2倍の速さできれいなのこぎり捌きをみせてくれました。
竹を割る
竹には縦の筋が入っています。自分が書いた下書きを消さないように、筋に沿って縦に竹を割ります。まずは半分に。そしてまたそれを半分に。ナタを少し差し込んで、竹を地面に叩きつけるように上からトントンと叩くと、「パカッ!!」っと勢いよく割れました。
下書きの線に合わせて切る。削る。
竹を縦に4分割に割ったあとは、横幅を調整して削っていきます。竹用の大きなナイフを使います。手を切らないためには”ナイフを固定して、竹を動かす”と教えてくれました。
横幅が整ったら、のこぎりで長さを調整して、レーザー加工機に移ります。
右にあるのがレーザー加工機
レーザー加工機でロゴを印字
レーザー加工機の使い方を教わります。パソコンを使って無料アプリでできるそうで、印字したいデータを入れて、自分のパソコンを持ち込むとさらにスムーズとのことです。
上にカメラがついていて、対象物のどこに焼き目をつけるかの照準が合わせられるようになっています。
今回は先ほど切った竹に「Little Oita」と印字します。焦がしながらレーザーで焼き付けていきます。
廃材を使って練習した後、本番です。
ちょっと左に寄ってしまいましたが、なかなか上出来です。いい感じに焼けています。
仕上げのヤスリ
のこぎりとナイフでカットした竹は、周りの切り口が鋭いので、ヤスリをつかって角を取り、手触りが良くなるまでなめらかに仕上げました。
穴をあける機械で穴を開けます。
作品に合わせて、いろんなサイズであけられるようになっていました。今回は5mmにしました。
完成です!
お掃除・お片付け
お掃除・お片付けまでがDIYです!使った工具を戻し、散らかした竹の破片・竹くずたちをホウキで掃いていきます。集めた竹くずがなんだか可愛くて、捨てるのもったいないぐらいでした。
4、編集部Kaoriの感想
小学生の頃から一番好きな科目が「工作」だった私には、とても楽しく夢中になれる時間でした。”もっとこうしてみたい”や、”次はこんなことしたい”がたくさんあふれてきました。
オリジナルTシャツというと、だいたいTシャツは選べず、あるものにプリントしてもらうことがほとんどですが、こちらでは、自分の持ち物に印刷することができるとのこと。
なのでお気に入りのスマホケースに印字をいれたり、おしゃれな形の服に好きなプリントをしたりすることもできます。プレゼントだけでなく、商品化としての利用も多いそうです。
最後に少しだけ廃材の皮で体験させていただきました。できることは無限大ですが、次は個人的に革細工に挑戦したいと思いました♫
この日はちからさんに直接アポを取って取材のためのお時間を頂戴しましたが、普段の利用でも、直接ちからさんに教えていただくことも可能だそうです!(ぜいたくです!!)
まずはお問い合わせください♫