楽しみ方は十人十色！大自然に囲まれた藤河内渓谷ってどんなところ？｜藤河内渓谷へのおでかけとおすすめランチ３選！

大自然に囲まれた藤河内渓谷では、キャニオニングやトレッキングなどのアウトドアツアー、新緑や紅葉の中での散策など季節によって様々な楽しみ方があります。そこで今回は、藤河内渓谷の基本情報からおでかけ、おすすめランチまで紹介していきます。四季折々の大自然を感じに、藤河内渓谷へ訪れてみてはいかがでしょうか？

藤河内渓谷（読み：ふじかわちけいこく）は、ユネスコエコパークに登録された祖母・傾・大崩山系の大自然のふところにあり、観音滝を起点に約８km続いています。小さな子ども連れの親子でも水遊びが楽しめる「千枚平（せんまいだいら）」、滝壺がひょうたん型に見える「ひょうたん淵」、細長い溝の様な形の「おおどいこどい」など、花崗岩が形成する多くの素晴らしい甌穴群を眺めることが出来ます。

また、藤河内渓谷では沢登りや片道約1kmの行程を往復で3-4時間程度かけて、登ったり飛んだり滑ったりを楽しむキャニオニングツアー、渓谷内をゆっくりと歩くトレッキングツアー、大迫力を見せてくれる観音滝が凍る事もある冬には「氷瀑（ひょうばく）」を見に行くツアーなどを楽しむことができます。ツアーは河川の水量や天候、積雪状況によって中止となる場合もあるため事前確認をするようにして下さい。
※多雨期には山ヒルが多いため、お気をつけ下さい。

キャニオニングツアーについては、次の記事を読んでみてください。
大分県×川！夏のおでかけにおすすめ「キャニオニングツアー」でアドベンチャー系アクティビティ体験

大分駅から車で１時間45分程度で、佐伯市とは方向が違うため下道の利用の方が早く着きます。別府駅からは下道で2時間15分、高速でも2時間程度で、宮崎県延岡市からは１時間程度と、大分県よりも宮崎県寄りにあります。

山道を6〜7キロ登るため車での移動が必須となりますし、移動距離もそこそこですが、行ってみる価値ありなのではないでしょうか！

駐車場は10台程度ですが、シーズンには道路まで所狭しと駐車されているため、グループで訪れる場合は乗り合わせて行くことをオススメします。

藤河内渓谷から徒歩圏内に食事スポットはありませんので、藤河内の前後にランチを考えると良いです。テイクアウト情報も記載しておりますので、藤河内渓谷の大自然でいただくのもいいかもしれませんね！（ゴミは持ち帰りましょうね。）

Restaurant Ryuo（レストラン リュオ）はトトロのバス停横にあり、宇目ならではのジビエ料理を堪能できます。オーナーさん自ら仕留めた際のお話も楽しめますよ。また、デッキ席のみではありますが、愛犬を連れてのお食事も可能です！

パンの店 むぎふくでは、九州産小麦を使用したパンはもちろん、プレートランチやパスタなどがあります。ピザやベーグル、サンドイッチなどテイクアウト可能なメニューもあるので、購入して藤河内渓谷でランチをするのもいいですね。また、こちらではパン作り体験をする事もできるので、気になる方は挑戦してみて下さい。

山の幸 由紀んの人気ナンバーワンメニューである手羽先がとても美味しく、私は毎回テイクアウトしてしまいます。からあげやカツなどの茶色系メニューは間違いなく美味しいです。こちらでもジビエ料理が提供されていますので、気になる方は食べてみて下さい。また、お弁当屋さんが併設されているのでテイクアウトして渓谷内で食べる事も可能です。藤河内渓谷キャンプ場を利用する際は、要予約で鳥１匹の準備をしていただく事も可能ですので、ビア缶チキン用にどうぞ！

藤河内渓谷付近には、キャンプ場や温泉などの人気スポットもありますので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

豊かな自然の中にある「藤河内渓谷キャンプ場」は、藤河内渓谷の中のキャンプ場で、コテージが併設されたバンガローとオートキャンプサイトがあります。「藤河内湯ーとぴあ」がキャンプ場管理をしているため、キャンプ場の予約や受付はこちらで対応していただけます。直火のできるキャンプ場ですので、河原を見つめながら焚き火をし、壮観な星空を楽しんでみてはいかがでしょうか。

藤河内渓谷の花崗岩から湧出する冷鉱泉を利用した温泉施設「藤河内湯〜とぴあ」では、渓谷の景観を楽しみながら入浴することができます。泉質は単純泉で、神経痛・リウマチ・肩こりなどに効果があります。キャニオニングや登山の後にはぜひ、こちらで温まって癒されて下さい！

「トトロの森」は、佐伯市宇目轟（ととろ）にあるととろのバス停から少し離れた場所にあり、豊かな自然に囲まれた人気アニメ映画の世界観が広がっています。この場所を訪れた方達が記念に残した小さなトトロ人形が木の枝などにこっそりと潜んでいますので、探しながら歩くのもいいですね。