津久見市 おでかけ
【別府ロープウェイ】鶴見岳で霧氷観賞を楽しもう!
おでかけ
2022年12月1日に初霧氷がつき、これから3月中旬ごろまで霧氷観賞することができます。一面銀世界の鶴見岳山頂では、「札所めぐり」「七福神めぐり」などを楽しむこともできますので、ぜひ訪れてみてください!
目次
1.霧氷観測の基本情報
営業時間・運休日
霧氷観賞や雨氷観賞は天気に左右されるので、別府ロープウェイのホームページを確認してください。
営業時間:冬季(11月15日~3月14日) 9:00~17:00
上り最終便 16:30、下り最終便 17:00
◯運転間隔 20~30分毎に運行
※多客時には15分毎の運行または臨時増便します。
◯上り下り同時発車
◯乗車時間約10分
※ロープウェイにはペットの持ち込みはできませんが、盲導犬・介助犬・聴導犬は同伴できます。
運休日:年中無休
※悪天候・設備の整備や点検などで運休することがあります。
料金(2023年2月現在)
運賃:シニア(70歳以上) 往復 1700円、片道1200円
大人(中学生以上) 往復 1800円、片道1200円
小人(4歳以上・小学生まで) 往復 900円、片道 600円
障がい者割引:ご本人様のみ運賃が半額となります。手帳などをご提示ください。
※各種割引は往復運賃に適用し、他の割引との併用はできません。
※記載金額には消費税を含みます。
※料金について、詳しくはこちらをご覧ください。
団体運賃(2023年2月現在)
◯一般団体
シニア:往復 15名以上 1600円、50名以上 1500円、100名以上 1400円
片道 15名以上 1100円、50名以上 1050円、100名以上 1000円
大人:往復 15名以上 1700円、50名以上 1600円、100名以上 1500円
片道 15名以上 1100円、50名以上 1050円、100名以上 1000円
小人:往復 15名以上 850円、50名以上 800円、100名以上 750円
片道 15名以上 550円、50名以上 500円、100名以上 450円
◯学生団体
高校・中学生:往復 15名以上 1300円、50名以上 1200円、100名以上 1100円
片道 15名以上 900円、50名以上 800円、100名以上 700円
小学生:往復 15名以上 650円、50名以上 600円、100名以上 550円
片道 15名以上 450円、50名以上 400円、100名以上 350円
※団体人数は、総人員から無賃扱いとする世話人の人員を差し引きます。
※記載金額には消費税を含みます。
アクセス
道路が凍っていたり雪が降っていることもあるので、事前に道路状況を調べるようにしてください。
◯お車でお越しの方
東九州自動車道 別府ICから県道11号線を湯布院方面へ約5分
◯JR別府駅からバスでお越しの方
JR別府駅(西口)のりば:亀の井バスで約20分
JR別府駅(東口)のりば:【亀の井バス】観光快速バス『ゆふりん』鉄輪経由で約40分
由布院駅前バスセンターのりば:亀の井バスで約30分
◯大分空港からお越しの方
大分空港より車で約45分
◯別府国際観光港からお越しの方
車でお越しの場合:九州横断道路を湯布院方面へ車で約20分
別府交通センターのりば又は、さんふらわあ前のりば:【亀の井バス】観光快速バス『ゆふりん』鉄輪経由で約30分
駐車場・施設情報
駐車場:あり(身体障がい者用2台)
車いす用階段昇降機:別府高原駅、鶴見山上駅共に設置あり
定員1名(積載180kgまで)
トイレ:あり(別府高原駅にはオスメイト対応の多目的トイレもあります。)
2.霧氷観賞体験レポート
以前、霧氷観賞に訪れた際の様子を紹介しますので、参考にしてみてください!
山に登ったことがなく、さらに冬なので装備などについても分からなかったので別府ロープウェイに聞いてみたところ、以下のように回答をいただきました。
- −3度(当時)なので、とにかく温かい格好で、防寒具などがあるといいかもしれません。
- 朝9時頃に電話をいただければ、霧氷がついてるかどうかを教えることができます。(ワンシーズンで40回しか見れないそうです。別府ロープウェイのウェブサイトでは、随時霧氷についての情報が更新されています。)
- 雪がとけて濡れてしまうので、長靴などでも良いかもしれませんが、滑りやすいので滑らない靴がおすすめです。
- ロープウェイまでの道路が凍ってる可能性があるので、気をつけて下さい。
- おやつやカメラなどはご自由に!
当日、大分市内は前日から雨が降っていたので「ただの雪山になってしまうのでは…」と心配してましたが、確認したところ「除雪のため1時間ほど運休していますが問題ありません。」とのことでした!
別府ロープウェイに到着して往復チケットを購入。ロープウェイの山頂にある売店で、すべり止めが売ってたのですが、ケチってそのまま銀世界へ(笑)。
雪や霧氷が広がり、辺り一面が銀世界でした。
山頂には火男火売神社(通称、御嶽権現)奥院の石祠や鶴見七福神があり、健康や長寿、安産、恋愛成就などそれぞれにご利益があるのだとか!真っ白な世界をより良い雰囲気に演出してくれていました。
花か種のようなものがついたまま凍っていて、強い生命力を感じましたし、霧氷は太陽の光が透けてとてもキレイでした。
また、この日はなんと樹氷の一種で年に1、2回程しか起きないというとてもめずらしい現象「雨氷」を観ることもできました。聞いたところ、雨氷とは枝に降った雨が凍って層になったもので、言葉で表現すると簡単そうですが、ここまで大きく広範囲にできるのは非常に珍しいとのことでした。
そして山頂へ!この日は視界が悪くて別府の景色は一望できませんでしたが、隙間から見える街がまるでここが別世界であることを演出しているようでとても素敵でした。ゆっくり歩いて1時間半から2時間程度ですべてを回りました。午後になるとお客さんも増えてきていましたが、雪のキレイな午前中に行くことをおすすめします。また、底が滑りやすい靴を履いていっちゃった人は、滑り止めをケチらない方がいいです(笑)。
3.霧氷と雨氷の違い
霧氷とは?
気温が0℃以下になり、冷やされた霧や雲の粒が樹木についてできる氷のことで、樹々に白い華を咲かせます。鶴見岳山頂では、気温−4℃以下・風速5㎧以上の北・北西の風が吹く時に多く見られ、風上に向かって成長していきます。11月から4月までの50日前後、霧氷が付きます。
雨氷とは?
過冷却状態の水滴が地表に到達し、地面や物にあたって氷になっていく着氷現象のひとつです。 過冷却状態というのは、水が0℃以下になっても氷結しないでいる状態で、 そこに振動などの刺激が加わると、急速に凍り付きます。
4.冬にしか見られない素敵な景色を楽しもう!
これから見ごろになってくる霧氷をはじめ、キレイな雪景色をぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。