おでかけ

全国でもっとも多く祭られる神という八幡神。その八幡神のお宮、お社(やしろ)の総本宮とされるのが宇佐神宮です。今回は、現地だけでは感じることのできないより深く宇佐神宮の歴史・文化を知るため、宇佐神宮と周辺関係史跡をめぐります。

内容が盛り沢山のショートトリップを通じて、大分県内の素晴らしい景観や歴史などの知見を広げて観光人材の育成を行うとともに、観光地の情報を集めて発信します。ツアーコンダクターを担当してくださる県立歴史博物館の村上先生の解説を通じて、各地の魅力を再発見しましょう。

1.「宇佐神宮ふかぼりトリップ&歴博探訪」とは

宇佐市にある宇佐神宮や県立歴史博物館、また最近はインスタスポットとして注目されつつある中津市にある薦神社(こもじんじゃ)、豊後高田市にある富貴寺や真木大堂などを訪れます。

また、県立歴史博物館では開催中の企画展「おおいたの名刀」を観覧します。そこで普段なかなか見ることのない、歴博の職員による刀剣の手入れの様子を見学します。貴重な経験となること間違いなしです。

2.ツアー詳細

日時・料金・応募フォーム

日付:2月18日(土)
時間:8:30〜17:45
応募:応募フォームはこちらです。
料金:歴史博物館の観覧料310円・富貴寺大堂の拝観料500円・真木大堂の拝観料300円が別途必要です。

送迎:当日は限定10名様を対象に車両をご用意いたします(交通費は無料となります)。
※自家用車で行かれる方は現地集合でOKです。その際は事前にインスタDMか事務局までご連絡ください。
※お昼は参道にて個別行動となります。
※途中解散も可能です。

スケジュール

8:30 アクアパークに集合・府内町 出発

9:30 中津市・薦神社参拝

薦神社
三角池という池を御神体とする神社です。宇佐神宮でまつられる八幡神の依り代となる薦枕(こもまくら)は、この三角池で刈りとったマコモによってつくられたそうです。今は途絶えた宇佐神宮の重要な祭礼「行幸会(ぎょうこうえ)」の舞台でもあります。最近はインスタスポットとしても注目を集めています!

薦神社

11:00 宇佐市・宇佐神宮参拝

【宇佐神宮】
八幡神をまつる神社の総本宮です。八幡神は奈良時代に国家を鎮め護る神として歴史に登場する。以後、盛衰をくり返しながら歴史を重ねていきました。今でもわずかに確認できるそういった歴史の痕跡を、境内や周辺を散策しながら探ります。普通に散策するだけでは見えない宇佐神宮の側面部分にもぜひご注目ください。

宇佐神宮 呉橋(くれはし)

12:00 昼食(宇佐神宮参道)
参道にある各飲食店にてお楽しみください。

13:00 歴史博物館観覧・刀剣手入れ見学
県内でもとりわけ多くの文化財や史跡がのこる宇佐や国東半島の歴史や文化を紹介します。宇佐神宮や六郷満山に関する展示品や、それについて解説するプロジェクションマッピングを観覧していただきます。

富貴寺大堂 プロジェクションマッピング

熊野磨崖仏大日如来像 プロジェクションマッピング

また、現在開催中の企画展「おおいたの名刀」を観覧し、併せて刀を手入れする様子も見学します。

「おおいたの名刀」パンフレット

手入れの様子

15:30 豊後高田市・富貴寺拝観
国東半島の六郷満山を代表する寺院です。ここにある大堂は、平安末期に建立されたといわれ、国宝に指定されました。堂内には阿弥陀如来像を安置し、極楽浄土の世界があらわされています。歴史博物館には当時を再現した復元模型があり、それを見たあとに現地を訪れます。

富貴寺

16:15 真木大堂拝観
重要文化財に指定される平安末期の仏像を多数安置しており、とりわけ注目されるのは水牛にまたがる大威徳明王像です。ここはかつて田染荘とよばれ、宇佐神宮の大宮司家の支配が及んだところで、そこに都風の文化がもたらされたことの証しとされています。

真木大堂

17:45 府内町 到着

3.講師紹介

村上博秋先生

県立高等学校教諭、県立先哲史料館研究員などを経て、現在は県立歴史博物館企画普及課長。旅行、映画、ランニング(フルマラソン)、登山、テニスと多彩な趣味。ディープ酒場をひとりで飲み歩くことをこよなく愛する。

4.未体験の大分に触れてみませんか?

人に話したくなる内容が盛り沢山のショートトリップを通じて、身近ながら未体験の大分の景観や歴史などについて知っていただきたいと思います。また、ツアーコンダクターを担当していただく県立歴史博物館・村上先生が行う解説の面白さはやみつきになること間違いなしです!

こちらからお気軽にご応募ください!